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里山クラブ岩国のバイオマス発電システム

 「里山クラブ岩国」の最終目標は食とエネルギーの自給自足である。だから当然、電気も自前で発電しなければいけない。

 そこで山にある木材という資源で発電する方法について考えてみた。

 現在すでに木材をエネルギー源とする発電システムは幾つか実用化されている。しかしそれらはどれも個人が手軽に利用できるものではない。

 高温高圧の蒸気でタービンを回すか、木材から燃焼性ガスをとりだす方法などが主流であるため、購入経費が一千万単位になるからだ。

 個人版発電システムはとにかく安価でなくてはいけない。ソーラーパネルの2百万円でも高すぎる。百万円代で、一般家庭が必要とする3キロワットの発電能力を持つシステムにしなければ普及しない。

 そのための仕組み(システム)が、ロケットストーブとスターリングエンジンを組み合わせた「個人用バイオマス発電システムである。

 ロケットストーブは、小型な物であれば五千円の材料費で自作できるほど単純な構造をした、完全燃焼が可能な薪ストーブである。

【ロケットストーブ】
DSCN3624_R.jpg
「画像をクリックで拡大」

以下に試作したストーブの模様(燃焼等)をビデオ映像で。




 完全燃焼して煙がでない薪ストーブは、30~50万円ぐらいする。それは完全燃焼をさせる構造が複雑であるためだ。

 しかしロケットストーブは構造が単純であるから、発電機器や木質ペレットを自動供給する装置を取付可能にしても、50万円以下で製造できるだろう。

 またスターリングエンジンは、今最もエコな外燃エンジンとして注目されている。しかし個人用の小型で安価なものは、まだ大量生産されていない。

 だが三百ワット程度なら20万円で発売しようとする計画が浮上している。それを考えるなら、大量生産により3キロワット規模で百万円も夢ではない。

 だから両者を合わせて買っても二百万円以下で収まるはずである。

 木を材料にした木質ペレットを完全燃焼させるのであるから、マンションはもちろん市街地の住宅でも設置は困難であろう。しかし自分の山を自宅近くに持っている山林地主なら、庭先や土間に設置することができる。

 自分の山から木を切り出して燃やせば、電気代がタダになるだけでなく、巧くすれば売電制度により現金収入が得られるようになる。そうなれば山に入り山を整備する人も増えて里山が復活するはずである。

間中範雄
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里山クラブ岩国・会則

1. 目的:本会は、経済活動ではなく、里山を守る国土保全活動を目的とする
1.1. 里山の再生活動および山林労働によって、会員の健康増進を図る
1.2. 里山コミュニティーの新しい形態を考え、新しい「結」を創造する
1.3. 里山で得られる有形無形の恵みを会員全員に分かち与える
1.4. 里山の土地の売買はせず、会員協同での活用を考える

2. 会員:60歳以上で年金受給者が望ましい
2.1. 正会員・・・この里山に土地・田畑・山林を所有する人およびその親族
2.2. 準会員・・・この里山に新しく居住する人
2.3. ボランティア会員・・・本会の趣旨に賛同する人

3. 活動日:冬季(1,2,3月)週1回(5時間程度)・雨天中止
   春と秋に月1回のイベント(山菜、タケノコ、紅葉、きのこ)など
   活動は毎回自由参加

4. 活動内容
4.1. 里山再生のための色々なアイデアを考え、具体的な方策を実行する
4.2. 畑仕事:会員各自の畑を大切に管理する
4.3. 山仕事:下草刈り、間伐、枝打ち、植林、山道補修など
4.4. 山遊び:山菜採り、タケノコ掘り、紅葉狩り、キノコ狩り(松茸は除く)

5. 報酬:現金報酬なし
5.1. 上記4の3(山菜、タケノコ、きのこ)などは会員に分配
5.2. 上記4の2(間伐材、竹材、雑木材)などはバイオマス燃料として活用
5.3. 昼食の弁当・飲み物は各自用意する

6. 中期展望
6.1. 会員誰もが利用できる共同の休憩所(トイレ・シャワー付き)を作る
6.2. 見学者、訪問者、体験希望者のための宿泊棟を作る

7. 長期展望
7.1. この地域に市民参加型の木質バイオマス発電所を作る
7.2. この地域に木質ペレット燃料生産工場を作る
7.3. この地域に「食とエネルギーの地域自立社会」を実現する

平成24年(2012年)5月

里山クラブ岩国のグランドデザイン

「食とエネルギーの地域自立」に関する試論
副題:一村一農地一林業システムの可能性

序:百年千年持続可能な地域自立的農山村システムを構築し、食とエネルギーの地域自立をめざし、地域コミュニティーを再生し、地域の伝統・文化を守ると同時に新しいライフスタイルを生み出す。そして地域に人を呼び込む新たな雇用をも創出する。

1.一村一農地システムによる食の地域自立
1-1.一村一生産法人を設立し、徹底的な機械化による稲作の高度効率化
1-2.耕作と所有を分業し、農地所有者には年貢米を報酬とする(現物支給)
1-3.農地の連続性は「家」単位から「地域」単位で考える
1-4.後継者育成は、外部からの移住と若者へのふるさと奨学金
1-5.稲作以外の野菜や果実には<地域ブランド>をつける

2.一村一林業システムによるエネルギーの地域自立
2-1.一村一林業法人を設立し、徹底した機械化のよる林業の高度効率化
2-2.山林所有者には電気と木質ペレット燃料を報酬とする(現物支給)
2-3.山林の連続性は「家」単位から「地域」単位で考える
2-4.一村一林業で一発電所(木質バイオマス発電所)、電気の自給と売電
2-5.ビニールハウスは「ペレット暖房」、家庭は「ペレット暖房・給湯器」

3.21世紀型の新しい開放的コミュニティーの創出
3-1.都市部と交流、外部と出入りのある開放的地域コミュニティーを作る
3-2.見学者、訪問者、体験希望者が宿泊できるログハウスを設置する
3-3.古い伝統、文化は継承するが、古い価値観は捨てる
3-4.コミュニティーは全員参加、生産は分野ごとのエキスパート
3-5.若い人にはモダンな住宅と最新のライフスタイルを提供
3-6.年間トータル、1日8時間労働と週休2日を実現
3-7.年間所得は低くても、労働と生活の質の高い、幸福な生き方の実現
3-8.健康で働ける独居者(若者から中高年まで)のためのシェアハウスを設ける

4.農業も林業も6次産業としての経済戦略と地域デザインを考える
4-1.農産物のブランド化、通信販売、加工工場運営、農産物レストラン経営
4-2.林業の多角化、木材生産、木質バイオマス燃料生産、木質ペレット生産
4-3.発電所(木質バイオマス)設立、ペレット生産工場設立
4-4.地域の企業による木質ペレットストーブ・給湯器の開発と販売
4-5.害獣の適正管理、間引き個体の獣肉処理工場、ジビエレストラン経営
4-6.その他、若者や女性の斬新なアイデアを経営と地域デザインに取り入れる

平成24年(2012年)1月10日
宮内惟楓

里山クラブ岩国とは

 15世紀末にコロンブスがアメリカに到着してから21世紀になるまで、世界の歴史はグローバル化の時代であった。人々が日常的に関与する領域が、あらゆる分野で拡大の一途をたどったのだ。

 21世紀に入り世界を拡大するグローバル化が頓挫したため、人々は全世界ではなく自分の足下にある地域を見直す必要に迫られるようになった。

 それが日本では、地方の時代と言われている動きを加速している。自分の足下である地域の重要性を指摘する声は以前からあったが、今からはグローバル化の声が小さくなった分だけ、良く聞こえるようになるはずだ。

 我々「里山クラブ岩国」は、そのような時代の潮流に自分の老後を委ねようとする年金生活者の集いである。

 若者が都会に出て行ったためスカスカになった山間部には、放置された山林が多くある。それらの山に入り、遊びながら楽しみながら自分が必要とするエネルギーと食料を手に入れようとする魂胆である。

【我らが集う山荘】
DSCN3893_R.jpg
「画像をクリックで拡大」

 山は恵みの山、資源の宝庫である。それらが放置されるようになったのは、山と人との関わりを支える仕組みがグローバル化のなかでことごとくツブされてしまったためだ。薪を焚くかまどとか、炭焼きがまとかの消滅である。

 里山クラブ岩国は、それら消滅した仕組みを今に復活させることも目的としている。仕組みがあれれば、桁違いのお宝を手に入れることができるからだ。

 地産地消の手助けをしてきた者、地域活性化のボランティアに取り組んだ者、親から引き継いだ畑を耕している者、それぞれ経歴や事情は異なるが、老後の長い時間を天然自然との関わりのなかで過ごしたいとの思いは同じである。

 山を相手に遊べば、タダで時間をつぶせるだけでなく、巧くすると電気や燃料だけでなく食料も手に入れることができる。

 しかしそれが目的ではない。自分に残された時間を濃密に楽しむことが目的である。

注:会員は年金生活者が主ですが、若い人の加入を拒むわけではありません。ただ現役の人は、集まったりの時間調整が難しいかと思います。

間中範雄


【山荘全景】
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